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三崎真琴の「ぼちぼちいこか」

三崎真琴の「ぼちぼちいこか」

ズルすんな!(怒)

「ズルすんな!(怒)」




 京都駅ビル恒例のイベント、「薪能」へ行ってきました。

 駅ビルでは、人の集まる大きなイベントは、4階の広場に特設ステージを設け、そこから9階へと続く大階段を客席にして行われるのですね。

 午後7時開演だったのですが、入場無料と書いてあったのが気になり、駅へ着くと、まず会場を見に行きました。

 うはあ。
 まだ4時なのに、すでに「席取り」が始まっていました。

 でも、さすがに3時間待ちはキツイので、ちょっと腹ごしらえしてから5時過ぎに会場へ行ったところ、ちょうど真ん中あたりの場所に座ることが出来ました。
 前の方はもう満席で、新たにお客さんが入らないよう、通路にはバリケードが置かれました。

 時間が経つに連れ、周囲はお客さんでギッチリ詰まり、身動きもできないほどです。
 おまけに、長時間階段に腰掛けているので、お尻も痛くなってきました。
 
 そんな中、開演時間が近づいてくるにつれ、こんな光景が目に付くようになりました。


 バリケードを乗り越えて、強引に前の席へ行こうとする。

 「そこが空いてるじゃないの」と、係員さんに詰め寄り、断られると、露骨に不快な表情をする。

 係員さんが目を離した隙に、通路へ堂々と座り込む。注意されるまで座っている。

 観覧不可の場所に立って、平気で見ている。

 「ここの場所に来る人がいますから」と言っているのに、「ちょっとくらい、いいでしょ」と割り込んで座る。


 これ、全部、50~60歳代と思われるオバチャンたちの態度なんですよね。

 なんで、後から来たのに、楽して、良く見える席へ行こうとするのでしょうか?
 大勢の人たちが自分の背後でしんどい思いをして座っているのに、気づかないのでしょうか?
 
 自分のことしか見えてないんやね。

 そんなに良い席で見たいんやったら、3時間前に来んかい!

 薪能が始まる前に、心の中で叫ばずにはいられませんでした。


 恥ずかしながら、日本の古典芸能を見たのは生まれて初めてで、狂言はまだしも、能の方は、何を言っているのか全然分かりませんでした。

 もっと勉強して、また来たいです。


(2002.8.24)


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